新人ナースが成長するのは先輩ナース次第?!

女性 30歳
耳鼻科・内科・外科混合病棟4年、産婦人科1年

1児の子育て中でナース休職中です。
現在は、二人目ベビ待ちのため子育てが落ち着いたらまた働き始める予定です。

都内の大学病院の分院に就職

その大学病院は、新人教育にとても力を入れている病院でした。
1年間はみっちり新人研修を受けさせられました。
バイタル、点滴・注射、検査、コミュニケーション技術の演習に加え、医者やスタッフに状況をうまく報告できるツール、SBARの活用術を教えられました。
さらに人を楽しませ嬉しくさせるような方法を学ぶFISH哲学を学びました。
盛り沢山で充実した研修でした。
病棟では、プリセプター教育をしていました。
新人には専用ノートを活用し、できないことやできることを書き足していきました。
プリセプターと専用ノートを振り返り、しっかりと共有できるよう取り組んでおりました。

うまくいかない新人の私

私は、不器用で仕事の要領を掴むのがとても遅い新人でした。
また物事を伝える技術も下手だったので、何度も医者や先輩を怒らせていました。
点滴や経管栄養の管理が遅れたり、手術や検査時間に間に合わず、インシデント報告は毎月or毎日?という事もありました。
こわ〜い先輩も病棟には一人や二人います。
意識してしまうと不思議とうまく話せないもので、その先輩との夜勤などの同じ勤務だと一緒にやる仕事を避けるようになってしまいました。
できなかった悔しさから、何回も涙を流しました。

手紙が解決への糸口に

就職して4ヶ月目くらいにスランプに陥ってしまったことがありました、
そんな時、先輩が「何でもいいから思った事を手紙に書いてきな」と声をかけてくれました。
自分自身の失敗や悔しさ、こわい先輩とうまく仕事できないなどの悩みをありったけその手紙にぶちまけて書きました。
先輩に渡したある日、先輩からの返事は「真面目に自分の事をちゃんと見てるじゃない!大丈夫。まずは何故失敗をしてしまうのか冷静に考えて。それから、A先輩(こわい先輩)に気を使うんじゃなくて患者さんに気を使うこと。」など沢山の励ましの言葉を頂きまし。
先輩の昔の辛い体験も教えてくれました。
自分の思いを受け止めてくれる存在を持ったことで、もう少し頑張ろう!という気持ちになりました。
その手紙のやり取りをきっかけに、先輩同士で私の思いや悩んでいることを共有してくれたようです。
そのおかげで沢山サポートしてくださいました。
半年後、あのこわ〜い先輩から「頑張ってるね」という言葉をもらった時は、「もうちょっと頑張れるかも!」なんて嬉しく思ったりしたものです。

転職を考えました

もしかしたらこんな急性期の病棟は向いてないのかもしれないと何度か転職を考えたこともありました。
しかし1年を迎えた頃は、病棟にも慣れて少しずつ生き生きと働けるようになりました。
何より、沢山支えてくれた先輩たちがいたという事で退職や転職は考えなくなっていました。

周りのサポートがあれば大丈夫

失敗ばかりですごく悔しくて辛い時期はあると思います。
でも、案外自分を見ていてくれる人っているかもしれません。
謙虚に自分はナースとして一人前になりたい!という気持ちさえあれば、周りはちゃんとサポートしてくれます。
たとえ要領が悪くても、少しずつ成長出来ると思います。